コタツムリ
1)コタツムリは、日本を中心とする極東アジアの国々で、主に冬に見られる生物である。他の国よりも、日本に圧倒的に多く、見る機会も多い。日本人でこれを見たことの無い人は、おそらくいない。
2)コタツムリは、日本に生息するホモサピエンス種の個体と、無生物であるコタツが有機的、あるいは無機的に結合した生物である。ホモサピエンスの中でも、特に「ぐうたら」「寒さに弱い」個体が、コタツムリを形成しやすいことが学会で発表された。
3)コタツムリは、その性質から、コンセントから伸びる電源ラインの長さの範囲内しか移動できない。これは、もとのホモサピエンス種と比較すると大幅な制限であることが分かる。ただし、コタツムリはそのコタツ部の重量と姿勢、及び自身の意志により、多くの個体が移動をしない。
4)基本的には1基のコタツに対してホモサピエンスが1個体の組み合わせだが、稀に1基のコタツに対して複数のホモサピエンスが結合した個体が見られる。
5)人間の生活には何の利益もない、むしろ害獣である。足元の障害物となって、つまづきから転倒を誘発したり、物の持ち運びなどをしないなどといった特有の行動で余計な仕事を増やされる厄介な存在である。一番簡単な駆除方法は、コタツのコンセントを抜いてしまう事である。そうすれば、やがてホモサピエンスとコタツは分離する。もっと早く駆除したい場合は、コタツ布団を取り去ってしまえば良い。学会の発表によると、フトン付きのコタツはそうでないコタツと比べると約19倍のコタツムリ形成率であるという。
追)変種に、フトンカブリがいる。詳細については、本誌の「フトンカブリ」の項目を参照すること。